コラム 第115号 - 無添加、自然派、オーガニック、化粧品の種類ってわかりにくい。どういった違いがあるのでしょうか? 

今年は秋のおとずれがはやいですね。まだ9月だというのに、水が冷たいと感じはじめ、手の乾燥も気になってきたました。手を大切にしているので、早速お気に入りのハンドクリームを使いはじめました。自然のエッセンシャルオイルを使用しているというクリーム、これは自然派化粧品?それともオーガニック化粧品?なんという分類なのでしょうか?よく使用する化粧品の分類や決まりがどんなものか、しっかりお勉強したいと思います。
☆オーガニック化粧品ってなに?
・オーガニックの化粧品
「肥料や農薬などの化学合成成分を使わずに栽培された、有機素材で作られた化粧品」
安全性、肌への刺激が少ない、よい香り、などの化粧品を求める女性が増え、自然派化粧品の市場は増加傾向にある
・化粧品の種類
a.無添加化粧品
防腐剤・合成色素・石油系界面活性剤などの人工添加物が入っていない化粧品
「パラベンフリー」
肌に優しい範囲で、化学合成成分は使用している

b.自然派化粧品、天然由来化粧品
天然成分が含まれた化粧品
天然の成分を加工して、精製(純度を高くする行程)をしている
肌に優しい範囲で化学合成成分は使用している

c.オーガニックコスメ
農薬など化学合成成分を使わずに栽培された、有機素材で作られた化粧品
肌の刺激になりやすい化学物質を含んでいないぶん優しく、敏感肌の方にも使いやすいものが多い
植物アレルギー(大豆など)がある方は、避けた方がよい場合もある

☆オーガニック化粧品であることを認証する機関
フランスやドイツ、オーストラリア、アメリカが進んでいるオーガニックコスメの文化が定着しており、「オーガニックコスメ認証機関」によって公式に認められた化粧品が販売されている。

・日本初のオーガニックコスメ認証機関
2008年に「日本オーガニックコスメティック協会」という、NPOが内閣府によって承認
オーストラリアの認証機関「ACO」と提携を結び、同等の厳しい基準を策定してる

2007年に「日本オーガニック協会(JOCA)」が設立されている
日本にオーガニック化粧品がより広がるよう、セミナー受講や資格取得などのサポートを行なう

・世界のオーガニック化粧品認証機関
オーガニック化粧品認証機関の世界基準については、「コスメビオ」と「コスメエコ」という二種のラベルに分かれます。
1991年に世界最大とも言われるエコサート(フランスの国際有機認証機関)が設立
その厳密な基準がこちら

COSMECO(エコロジーラベル)の基準
完成品の95%が自然原料であること(水を含む)。
完成品の5%は化学原料で良い。
完成品の5%は、オーガニックでなければならない。
植物原料の50%は、オーガニックでなければならない。
化学香料は使用不可。

COSMEBIO(エコロジカル&オーガニックラベル)の基準
完成品の95%が自然原料であること(水を含む)。
完成品の5%は化学原料で良い。
完成品の10%は、オーガニックでなければならない。
植物原料の95%は、オーガニックでなければならない。
化学香料は使用不可。

・その他の、オーガニックの認証機関について
1996年にBDIH「ドイツ化粧品医薬品商工業企業連盟」が設立される
原産地や情報の取り扱いに厳しい基準を設ける

2007年に「ネイトゥルー」(EU)が設立される
Dr.ハウシュカ、ヴェレダなど有名メーカーなど130ブランド、3000商品が認証を受けている
公平に第三者が審査をするなど情報公開している
私の好きな化粧品メーカーはオーストラリアの会社ですが、自社農園で栽培したハーブを使っていました。栽培方法は無農薬有機農法でした、安心できるなと思いました。
オーガニック化粧品認証機関の世界基準では、完全に100%のオーガニックで作られた化粧品でなければならない、とは言っていないのですね。
私の化粧品の基準は、使っていて苦くない、眼に入っても痛くない、肌がつっぱらないでやわらかくなる、ことを大切に選んでいます。自己基準だけでなく、会社の考え方や商品の内容をよく確認して、自分にあった商品を末長く愛用したいと思います。



※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

オーガニックコスメを知ろう!【入門編】
日本オーガニックコスメティック協会(JOCO)
日本オーガニックコスメティック協会(JOCO)