コラム 第49号 - 暑い時だけではない、紫外線の影響について

天気のいい日ですね!お日さまがあたたかくて嬉しくなります!
そんな春のお日さまに、気になることがあります。

★紫外線が増えはじめています!
3/24 月曜日 神奈川県の紫外線量
強い 腫れやかゆみが生じることも  という予報です。

各地の紫外線指数をチェック!はこちら
http://lite.tenki.jp/lite/season/indexes/uv_index_ranking/

・紫外線について
太陽の光の中には、紫外線、可視光線、赤外線がありますが、そのうち肌に大きな影響を及ぼすのは紫外線です。

英語で紫外線を表すUltra Violetを略してUVと言っています。紫外線はUVA(紫外線線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の3種類に分けられます。
紫外線は晴れの日はもちろん曇りや雨の日でも降り注いでいるので、しっかりした日やけ対策が必要です。また、紫外線は壁や地面からの反射もしています。「照り返し」による日やけにも注意が必要です。

・紫外線量
UVA量の多いとき
1日では、朝から増えはじめ正午前後にピークとなる。夕方もあまり減らない。
年間では、4月~8月がピークであるが、その他の月もピーク時の1/2以上の量が降りそそぐといわれている。

UVB量の多いとき
1日では、午前10時から午後4時の間で正午頃がピークとなる。
年間では、4月から増え5月~8月がピークであるが、10月?3月は少なくなるといわれている。日やけ止めのほか、長袖を着たり、帽子、日傘などを利用しましょう。

・紫外線の特徴
UVA
全紫外線の約95%を占める
エネルギーは弱いが照射量が多い
浸透力が高く肌に与える影響は深刻
浴びたUVAの20-30%が肌の奥の真皮層にまで達する
ハリや弾力を生む繊維芽細胞に損傷を与える
肌への影響は、弾力の低下、シワやたるみる、肌の老化現象、シミをつくる
※紫外線の影響できたシミ、シワ、たるみを「光老化」という

UVB
全紫外線の約5%を占める
エネルギーは強い
肌の奥の真皮層までは達しないが表皮に影響を与える
火傷のように赤くなる(サンバーン)、メラニン色素の沈着(サンタン)、シミやソバカスの原因になる

UVC
オゾン層に吸収されるため地上に届かない
肌への影響はない

特に気をつけたい紫外線は、浸透力の高いUVAなのですね。日中の長時間の外出やドライブの時には、日焼け止めをしましょう。

★紫外線による肌荒れに良い食べ物とは?
イチゴ
イチゴポリフェノール「エラグ酸」が「チロシナーゼ」の働きを抑え、メラニン色素の生成をおさえる

リンゴ
リンゴポリフェノールは、皮に多く含まれる高い抗酸化作用がある

トマト
トマトリコピンは、抗酸化作用やシミや肌荒れに効果がある(リコピンの吸収を高める調理法は、加熱+オイルの使用)

アセロラジュース
「アントシアニン」というポリフェノールとビタミンCが活性酸素を体内から除去する

コーヒー
コーヒーの研究では、コーヒーポリフェノールがメラニンを作らせないように働くと考えられている

極度の日焼けは、シミ・ソバカス、ハリやツヤがなくなるなど肌へのダメージが大きく、髪や目にもよくないそうです。紫外線対策をしっかりしましょう!



※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

UV(紫外線)の種類
そろそろ始めないと!紫外線対策に役立つ身近な食べ物・5つ