コラム 第93号 - 神秘的なセミの孵化を体験するには?

自宅近所ではセミの鳴き声がすごいんです!樹の低いところにとまっては、ミンミンミー シャシャシャシャ と大合唱しています。
今年はセミがたくさん生まれたのかな?これはチャンス!セミの羽化、実はみたことがないんです。

☆オトナの夜デートにも素敵だという、セミの脱皮を目撃するコツを勉強します。
早く羽化するニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ。成虫になる時期が遅く秋まで生息するツクツクボウシ。
東京・神奈川ではヒグラシ、クマゼミなど8月半ばまでは見られるそうですよ。

・時間
夕方6時~
セミの幼虫は、日が落ち暗くなると地面から出くる
早いものでは夜8時には脱皮を終える幼虫もいる

・セミの幼虫のお気に入りの場所
大きな木
膝くらいの高さの草

・セミの幼虫の動きやすい環境
あまり明るく照らしてしまうと脱皮を止めてしまうことがある。
昆虫に見えにくい「赤い光」
懐中電灯を「赤いセロファン紙」でつつみ驚かさない

・神経質なセミの幼虫の邪魔をしない
落ちたらアウト。絶対さわっちゃダメ!地面に落ちるとほぼ助かりません。
お気に入りの場所を見つけていときは触らない
脱皮したての成虫は、羽やカラダが柔らかいので絶対さわらない
騒いだり地面の振動を与えないように

殻の中から出てきた直後は、真っ白なんですね。でも、うまくとまれずに落ちてしまったセミは、助からないとは知りませんでした。そっと見てあげなくてはいけませんね。
近所でもセミの羽化を見れるはず。今夜は樹や草をキョロキョロのぞいて帰ろう!



※当コラムの内容は、以下のページより引用しています

なんて美しい!子供の自由研究にも最適!都心で確実に「セミの羽化」を見る方法